新製品情報

三菱マテリアル株式会社　加工事業カンパニー（カンパニープレジデント：田中徹也 住所：東京都千代田区丸の内）は、高硬度鋼旋削加工用コーテッドCBN材種「BC8210」を2021年6月30日より販売開始することと致しました。

　 高硬度鋼旋削加工用コーテッドCBN材種「BC8210」は、高硬度鋼旋削加工の連続切削加工から弱断続切削加工に適しており、主に高速領域において、耐摩耗性、耐欠損性を発揮し、長寿命を実現するコーテッドCBN材種です。

　 高硬度鋼の旋削加工では、加工中にクレータ摩耗が進行しやすく衝撃でチッピング、欠損することがあります。髙硬度鋼旋削加工用コーテッドCBN材種「BC8210」は特に高速切削条件において、優れた耐逃げ面摩耗性、耐クレータ摩耗性、耐チッピング性を発揮し、安定加工を実現します。

高硬度鋼旋削加工用コーテッドCBN材種「BC8210」の主な特長は、以下の通りです。

1. 衝撃を和らげる新開発のAlCrSiN系コーティングと、耐摩耗性に優れるTiAlSiＮ系コーティングの組み合わせにより、連続から弱断続切削で安定した耐摩耗性を発揮。

2. CBN基材に“超微粒バインダー”と微粒cBNを分散することで、クラックの進展を抑制し、切削時の突発欠損を防止。

3. 耐熱バインダーの採用により、クレータ摩耗の進行を軽減し、チッピングや欠損を抑制。

詳細内容は下記PDFをご覧ください。