ステンレス鋼旋削加工用インサートシリーズを発売

2012年12月3日

 三菱マテリアルツールズ株式会社(社長:滝沢 俊夫 住所:東京都墨田区横網1丁目6番1号)は、三菱マテリアル株式会社が開発、製造するステンレス鋼旋削加工用インサートシリーズを販売開始することと致しました。

 家庭用品、建築用材料、自動車部品、化学工業部品など、多様な産業に用いられているステンレス鋼は、一般に粘り強い、熱伝導率が低い、加工硬化性が高いといった特徴を有しています。そのため、刃先の塑性変形による工具寿命低下が起こりやすい、溶着による異常損傷が生じやすい、切り込み境界摩耗による加工物のバリの発達が激しいなど、加工困難な被削材として良く知られています。当社はこの問題に対し、ステンレス鋼加工用新ブレーカLM/MM/RM/GMおよび新材種MC7015/MC7025(CVDコーテッド超硬材種)とMP7035(PVDコーテッド超硬材種)を発売し、新材種・新ブレーカの組み合わせにより軽切削~荒切削までの幅広い領域で安定したステンレス鋼旋削加工を実現します。

ステンレス鋼旋削加工用CVDコーテッド超硬材種「MC7015」「MC7025」の主な特長は、以下の通りです。

1.CVDコーテッド超硬材種「MC7015」の新開発超硬合金母材は、高硬度超硬合金母材表面に強靭層を設けることで、ハイグレード用途としてすぐれた耐塑性変形性と耐チッピング性を発揮。

2.CVDコーテッド超硬材種「MC7025」の新開発超硬合金母材は、WCの粒度とCoの配合組成を一から見直すことにより、耐塑性変形性と耐チッピング性のバランスにすぐれ、汎用グレード用途で安定した切削性能を発揮。

3.「MC7015/7025」の切れ刃稜線部は極めて平滑化されたコーティング表面を有し、ステンレス鋼加工における溶着チッピングを抑制。

4.薄膜・超微粒Al2O3層と強靭・微細TiCN層により耐摩耗性と耐チッピング性を高いレベルで両立。

ステンレス鋼旋削加工用PVDコーテッド超硬材種「MP7035」の主な特長は、以下の通りです。

1.耐チッピング性と耐切込境界損傷性にすぐれた専用強靭母材と、耐熱性にすぐれた(Al,Ti)Nコーティングの組合せにより、不安定なステンレス鋼加工に幅広く対応

ステンレス鋼加工用新ブレーカLM/MM/RM/GMの主な特長は以下の通りです。

1.すぐれたバリ抑制性能を発揮する軽切削領域ブレーカ「LM」、すぐれた耐塑性変形性を発揮する中切削用ブレーカ「MM」、すぐれた耐欠損性を発揮する荒切削用ブレーカ「RM」および耐切り込み境界損傷性にすぐれる補間ブレーカ「GM」を商品化。

追加規格

品名/型番
ステンレス鋼旋削加工用インサートシリーズ;318型番
発売開始時期
2012年12月3日
標準価格
850円~2,400円
(代表型番)
CNMG120408-LM(MC7015) 850円(税込み 893円)
CNMG120408-MM(MC7025) 850円(税込み 893円)
CNMG120408-RM(MP7035) 850円(税込み 893円)

製品特長はこちら

詳細内容は下記TOOLS NEWSをご覧ください。

TOOLS NEWS B201J (12ページ)(1.64 MB)

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