EDITORIAL

お客様のビジネスを成功に導きたい

 2015年4月に創刊した情報誌Your Global Craftsman Studioも第4号を迎えることになりました。今号では日本のものづくりの真髄をもう一度内側から見てみようということで、多くの匠の方々に登場していただいております。そこに脈々と流れるのは日本品質で世界を制覇したいという熱い想いであることに疑いはありません。日本品質=ジャパンクオリティという言葉を我々は何気なく使っていますが、実は我々が思うよりずっと高い技術の集積なのかもしれないと最近再認識しました。海外で配布を受けた資料のホチキスの針を外そうとしたのですが、曲がった針をまっすぐにする度に折れてしまいます。外すのに苦労しましたが、日本の針はこんなことはありません。また、中国は年間400億本というボールペンの生産大国なのだそうですが、ペン先の非常に小さなボールだけは高精度な加工・固定技術が必要で、いまだに日本製だそうです。品質に厳しい目を持つ消費者に鍛えられ、精巧さを追い求める気質と相まって、知らないうちに他国では容易に真似できない製品が生まれて来たのだと思います。世界のお客様のニーズが多様化している現代、我々はジャパンクオリティを大切にしながら、皆様の声を一つずつ聞いて、価値の高い製品を提供していくことを目指します。 

 さらに、上記のような製品の品質に加えて、サービスの品質も重要なクオリティの一側面と捉えています。サービスとは具体的には、お客様に製品を納期通りお届けしたり、リーズナブルなプライスで提供したり、お客様のお困りごとに的確に対応するといったことになりますが、特に「何かあったときに頼りにしていただける企業体になりたい」というのが我々の強い想いであります。本誌の題名はYour Global Craftsman Studioですが、これは、「あなたの、世界の、総合工具工房になります」という宣言でもあります。単なる工具メーカーでなく、お客様一人ひとりの異なる課題にものづくりのプロフェッショナルとして全力で向き合い、お客様のビジネスを成功に導きたい。我々からも「こんなもの(こと)ができるのですが」という提案をして参りますが、皆様からも「こんなもの(こと)ができないか」というご要望をどしどし出していただきたいと思っています。

 皆様と一緒に新しい製品や技術をつくる、皆様と一緒にスピーディーに解決策を見出す、皆様と一緒に驚きやワクワクを共有する、これが我々三菱マテリアルの目指している姿です。これからもどんどん変わっていく三菱マテリアルに大いにご期待ください。

三菱マテリアル株式会社
加工事業カンパニー品質保証本部長

谷内 俊之

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