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世界中の加工現場を支える物流ネットワーク

ロジスティック本部

三菱マテリアルは、4万種類以上の商品を世界5カ所の物流センターで効率的に保有し、世界中のお客様へスピーディーにお届けしています。当社のグローバルビジネスを支える物流ネットワークについてレポートします。

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全世界の在庫管理の一元化に着手

 当社の商品は世界各国で販売されています。そのため、世界中のお客様にスピーディーかつ低コストで、確実にお届けするためのロジスティック戦略の重要性がますます高まっています。

 ロジスティック本部の役割は、大きく分けるとお客様視点で戦略を立案し実行する「企画・管理」と、戦略の実行を支える「システム開発」の二つです。

 「企画・管理」では、全世界を対象とした、あるべき商品供給体制の実現に向け、世界5カ所に物流センターを設立しました。具体的には、世界各国に向けた出荷を行うGlobal Distribution Center(成田)に加え、現地へのタイムリーな商品供給を目的とした、European Distribution Center(オランダ)、North American Distribution Center(ロサンゼルス)、Asian Distribution Center(シンガポール)、China Distribution Center(上海)を展開しています。

 また「システム開発」では2000年に“ゼロプロジェクト(欠品をゼロにする)”を立ち上げ、現在に至るまで、独自の在庫補充システムを導入してきました。現在、ロジスティック本部では、世界各地の物流センターにどの商品の在庫がいくつあるか、また、今後の販売予測をベースにどの物流センターにどれだけの在庫を保有すべきか、という情報の一元管理を行っています。

 今後も、このような取り組みをさらに強化していくことで、「いつでもどこでも即納できる体制」を追求していきます。一方では、お客様へのサービスの充実を図るべく、各物流センターにて地域ごとの個別梱包や、お客様ごとの特別なラベルの貼り替えや商品への特殊なマーキングなどの対応も行っています。

お客様の期待を超えるサプライチェーンの構築に向けて

 現在、既存の物流体制のさらなる効率化と低コスト化に加え、サプライチェーン全体を俯瞰することによって、環境の変化を事前に予測して対応する新たなシステムづくりを進めています。例えば、5つの物流センターが保有するさまざまなデータをリアルタイムで共有し、各物流センター間でお互いに必要な商品を各地の状況に応じて融通し合います。

 またFTA(自由貿易協定)を有効に活用した戦略的サプライチェーン体制の構築にも取り組んでいます。現地で生産した商品を現地で販売する際の物流管理はもちろんのこと、近隣諸国間の在庫を融通する場合などは、二国間FTAやTPP、RCEPなどへの対応が重要となります。さらに、お客様からのきめ細かなご要望にお応えするためには、小ロット対応やロットナンバー管理をはじめ、物流リードタイムも一層短縮する必要があります。そのためには、最新のIT技術をフルに活用していかなければなりません。すでに物流に関連する発注・出荷指示やその結果など、多くの情報がデジタルデータ化され蓄積されてきていますが、まだ完璧ではありません。今後は必要な情報を全てリアルタイムで可視化し、その場で最善の判断を行うことにより、あらゆる変化に即応できる究極のサプライチェーン体制を構築していきたいと思います。

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お客様に寄り添った物流のあり方を追求する

 これまでは、お客様の注文が入った段階を起点にし、確実に即納することを目標に取り組んできました。しかし、これからはさらに一歩進み、お客様のそばに常に我々の商品が存在している、というイメージを起点にし、最先端のIT技術を取り入れたサプライチェーン全体の改革を進めていこうと考えています。お客様にとっては、常に当たり前のように我々の商品がそこにある、という環境を実現したいと思います。お客様に寄り添い、お客様の立場に立って物事を考えるためにも、日々の情報収集は欠かせません。そのヒントは、工具業界以外の、普段の生活の中にも隠れているかもしれません。それらを自分たちの仕事にあてはめ、現状より少しでも良くなるのであれば、勇気をもって改善してみる。このような小さな改善を積み重ねていきたいと思います。

 我々は日常生活の中で当たり前のように高度なインターネット販売サービスを活用しています。だからこそ、工具業界以外の情報も積極的に収集し、今後もお客様に「三菱マテリアルのDIAEDGE」を真っ先に選んでいただくべく、24時間以内にデリバリーができる最適なグローバルネットワークの構築を目指していきます。

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