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広大な地域をくまなくカバーするアメリカの教育拠点

シカゴテクニカルセンター

アメリカのシカゴに設立されたシカゴテクニカルセンター(CTC)。当センターのトータルソリューション提供の概要、ユニークな講習会プログラムについてレポートする。

スピーディーで効果的な マーケティング ソリューションの提供を追求する

Mike Pace
三菱マテリアルUSA
CTC マーケティングディレクター

 シカゴテクニカルセンター(CTC)は、お客様へのトータルソリューションの提案とトレーニングプログラムの提供を目的として、2013年にシカゴオフィス内に設立されました。当センターのマーケティング部長であるMike Paceは、施設の特徴を次のように語ります。「我々は、お客様のニーズを満たすユニークな素材、製品、サービスを提供し、切削工具業界で尊敬されるリーダーとなることを理念とし、切削試験や電話技術相談、講習会、技術サポートなど多岐にわたるソリューションを提供し、さまざまなお客様に対して、当社の切削工具の能力を最大限に発揮していただきたいと考えています」。CTCはアメリカでも有数のハブ空港である、シカゴのオヘア空港から車ですぐの所に在るため、この恵まれた立地条件を活かし、北米だけでなく、メキシコ、カナダまで幅広く存在するお客様に対し、きめ細かな充実したサービスを提供しています。また、日本との時差は−15時間ほどありますが、この時差を利用し、CTCが現地で夕刻に受け付けた切削試験をすぐに日本に依頼することで、現地の翌朝には完了しているといったスピード感あふれる対応ができることも強みです。もちろん日本のお客様に対しては、その逆の対応も可能になりますが、このようなスピーディーな対応ができるのは、世界各地にテクニカルセンターを構えている三菱マテリアルならではの特徴です。さらにCTCでは、実機でデモンストレーションを行う加工ルームと各種専門技術の講習を行う講義室を隣接させたレイアウトにすることで、お客様にとって学びやすい環境を整えています。講義室にて座学で学んだ内容について、最新のマシニングセンタと4軸旋盤を備えた加工ルームですぐに実際の加工結果とその場で比較していただくことで、より高い学習効果を上げています。一回のトレーニングは、あらゆる面で効果的かつ効率的に運営できる16名の受講者によって構成されており、毎年9回のトレーニングを実施しています。アメリカは広大な国土を有していることから、CTCに直接お越しいただくことが困難な遠方のお客様に対しては、我々の専任の講師スタッフを派遣し、お客様のもとで講習をしています。Mikeは、「一人でも多くのお客様に、一つでも多くの課題に対して、我々のCTCを活用していただき、工具費用の低減をはじめとした加工コストの削減提案や、より高能率に加工するためのソリューションを提供することで、お客様のさらなる生産性向上に貢献したい」と語ってくれました。

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膨大な加工データの蓄積で、 最適なトータルソリューションを提供

 Marc Kinnemann(入社12年目)は、CTCの運営責任者です。CTCでは、日々さまざまな切削試験を行っていますが、お客様から依頼された試験だけでなく、難削材切削や各種部品加工のデータの蓄積にも力を入れています。それは、お客様からトラブル改善依頼を受けた際に、実際の加工データをもとにした改善策をお客様と一緒になって考えることで、要望を満たすソリューションを素早く提供できるからです。Marcは、具体的な加工データの蓄積について、次のように話します。「特に、自動車部品、航空機部品、医療部品、Oil&Gas部品の加工事例の蓄積には力を入れており、これらの分野におけるトータルソリューションの提案には自信があります。現在までCTCに蓄積されてきた加工事例の総数は、1,000件以上にものぼり、良質なVA提案を可能にしていると自負しています。また、お客様における切削条件、工具の使用環境は実にさまざまであり、中には我々が想定していない使われ方をされているケースもあるため、あえて通常は推奨しない加工条件を積極的に試すなどして、より独創的な工具を開発するヒントを探ったり、新たな加工方法の可能性を追求しています」。

講習会参加メンバー同士の パートナーシップを深めるために

 CTCでは、講習会に参加いただいたお客様にとって、単に学習の場を提供することだけでなく、お客様同士の交流を深めることを大切にしています。セッション初日の終わりには、地元のボウリング場へ移動し、ディナーを取りながらボウリングを楽しみます。初日にメンバー同士の交流を促し、お互いを理解することで、翌日以降のセッション内容についてより深く互いに学び合え、参加メンバー同士での効果的なコミュニケーション活性化に繋がるのです。さらに、2日目のランチ後には、参加メンバー全員でシカゴのダウンタウン、ミシガン湖に観光に出掛け、その後は湖畔にあるレストランでディナーを楽しみます。このようにCTCでは、講習会に参加していただいたお客様に対して、本来の目的である「切削加工の技術習得、トラブルに対するソリューション考案」だけではなく、異なるお客様同士であっても「同じ切削工具業界で仕事をする仲間としてのパートナーシップを築いていただくための機会」を提供するために、さまざまな取り組みを行っているのです。

Marc Kinnemann
三菱マテリアルUSA
CTC マネージャー

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